人工中絶手術

人工妊娠中絶手術について

○様々なご事情により妊娠継続が困難と判断した場合には、できるだけ早いうちに人工妊娠中絶をしたほうがよいと思われます。妊娠週数が多ければ多いほど手術が難しくなりますし、それに精神的と肉体的なストレスが日々に高くなります。
手術は男女共同の熟慮した後に、双方が同意したもので、一旦決めたらまず、お気軽にご予約をして外来にお越しください。

○手術は5週目(生理が1週間遅れた時点)で、胎嚢が経腟超音波で確認できるときに手術が行えはじめます。
妊娠週数は10週以降になると手術自体は難しくなりますし、子宮よりの出血も多くなります。女性の体負担は重くなり、費用も高くなります。

○当院は万全を期して、豊富な臨床経験に基づいて手術をさせていただきます。
前麻酔注射、術中静脈麻酔及び術後鎮痛注射にて無痛手術を致し、後遺症のない様に心掛けさせていただきますのでご安心してください。

○安全第一の為、合併症がある方にはご相談した後に決めさせていただきます。
例えば喘息症のある方、重い病気伴う方、アレルギー体質の方、薬剤アレルギーの方など。医療設備とドクターが十分に備える病院の産婦人科をご紹介させていただきます。

人工妊娠中絶手術の流れ

○来院日当日:術前の相談と血液検査
  • 受付にて問診票の記入を行います。
    保険証をご持参ください。
    検査内容によっては健康保険が適応できることがあります。
    (保険証の使用をしたくない方はお申してください。)
  • 内診と超音波の検査をして、正確な週数と異常妊娠の有無を診察します。
    異常のおりものがある場合、適切の検査と治療をします。
    炎症があった状況に中絶手術にしますと子宮にも炎症を及ぼす可能性がありますので予め投薬治療を行います。
  • 採血検査にて性感染症、血算、血液凝固因子、肝機能、腎機能などは正常かどうかを調べます。
  • 受付で手術日を決めて、手術承諾同意書を渡します。
    費用の提示と手術日の説明を行います。
    精算後、お帰りいただけます。
手術日当日
  • 未経膣分娩の方(帝王切開の方をふくむ)はまず午前中の9時に来院し、医師との手術の再確認を行い、経腟超音波でもう一度、妊娠の状態を確認してから、子宮の入口をゆっくりと開けるためのスポンジのような素材で作った細い棒(ラミセル)を挿入します。
    その後、少し休んでからお帰りいただけます。
    午後2時20分の手術時間までに立つと、膣内の水分を吸ってラミセルが徐々に膨らむことで子宮口を無理なく、痛みなく開きます。
  • 前夜の12時より絶食してください、のどが渇いたら、少しのお水を飲んでも構いません。
    経腟分娩経験ありの方は午後2時20分に直接ご来院いただいて、受付で手続きを行ってください。
    手術費と手術承諾同意書を預かりします。
  • 術後、経験的に避妊しなかったら、間もなく再妊娠するケースは多く見られますので安心の為に術後の避妊をすることは大事だと思います。
    低用量ピルを用いるか子宮内避妊器具を挿入することをお勧めします。
  • 原則、午後2時25分頃から前麻酔の筋肉注射をして、約2時30分より無痛麻酔(静脈麻酔)のもとで手術をします。
    手術は約5-10分程度の時間で終わります。眠っているままで、しばらく手術台で点滴をしながら、休みをいただきます。
    その後、麻酔が十分に醒めてから、ご帰宅することができます。大体術後3時間くらいに帰ることができます。
    帰る前に三日間の術後の薬をお渡ししますので、1日3回を飲んでいただき、子宮感染の予防をします。
○手術後の検診
  • 三日間の術後くすりを飲みながら、この間に、自分のご都合の時間によって、また外来にお越してください。
    子宮内膜の回復状態を経腟超音波で再チェックします。大体これで全部終了となりますが診察の結果により、その後、念のために再度受診していただくこともあります。

〒273-0031千葉県船橋市西船4-22-1
西船橋HAL医療ビル3階
TEL:047-432-5588 / 047-432-5589
FAX:047-432-5589

 
午前
午後

午前…9:00~12:00
午後…14:30~18:00
ただし、17:30~18:00の時間は注射のみ。
休診日:水曜・日曜・祝日

【初診の方へ】
必ずお電話にてご予約をお取りください。
※初診受付は17:00までとなります。

問診
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