婦人科、女性内科の漢方薬治療

婦人科、女性内科の漢方薬治療

漢方薬治療は疾病を中心するのではなく、病人を中心にすべきである、テイラーメイドな医療です、臨床的に著効するケースが多いです。

婦人科の漢方薬治療は同一病名の患者であっても、それぞれの体内の不均衡(乱れ)はかなりの差があり、それぞれを是正するには患者個人の体質、体力、病態の個性『証』などの客観的に考慮をしなければなりません。つまり、漢方薬の治療は疾病を中心するのではなく、病人を中心に進めていくべきであり、テイラーメイドのような治療だと私は思っております。

まず、漢方医学は西洋医学の病名が入ってくる前に、この患者は現在がどういう状態『証』の人を医者が判断(望、聞、問、切による)して、処方されるわけです。『証』は六種類に分けられています、実証:体力、抵抗力が充実、虚証:体力、抵抗力が虚弱、中間証:虚、実の中間。熱証:新陳代謝亢進、暖の支配、寒証:新陳代謝低下、寒に支配、中等証:寒、熱なし。

次は婦人科において、私の臨床経験に基づいて、日常の漢方薬治療の対象疾患と症状によく効く、よく処方される漢方薬です。

  • 月経不順、排卵障害、不妊症、黄体機能不全 ⇒ 温経湯、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、四物湯、桃核承気湯、柴胡桂枝湯等。
  • 月経困難症(生理痛)、月経前症候群 ⇒ 当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、温経湯、温清飲、桃核承気湯など。
  • 子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋腫 ⇒ 桂枝茯苓丸、桃核承気湯、帰脾湯、大黄牡丹皮湯など。
  • 更年期障害と冷え性 ⇒ 当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、柴胡桂枝乾姜湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、加味帰脾湯、半夏厚朴湯など。
  • ストレス、イライラ ⇒ 加味逍遥散、当帰芍薬散、半夏厚朴湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、補中益気湯、加味帰脾湯、四君子湯、六君子湯など。
  • 胃腸虚弱 ⇒ 安中散、真武湯、胃苓湯、香蘇散、平胃散、四君子湯、人参湯。
  • 便秘 ⇒ 桂枝加当帰大黄湯、潤腸湯、大黄甘草湯、麻子仁丸など。
  • 腹部膨満感、腹痛 ⇒ 大建中湯、大承気湯、梔子厚朴湯、当帰湯など。
  • 下痢 ⇒ 半夏瀉心湯、生姜瀉心湯、人参湯など。
  • 悪心、嘔吐、つわり ⇒ 小半夏加茯苓湯。
  • 浮腫 ⇒ 五苓散。
  • 頻尿、残尿感、排尿痛、排尿困難 ⇒ 猪苓湯合四物湯、五淋散、清心蓮子飲、猪苓湯、竜胆瀉肝湯など。
  • 疲労倦怠感、体力低下 ⇒ 人参栄養湯、十全大補湯、人参湯など
  • 貧血 ⇒ 四物湯、四君子湯、補中益気湯、十全大補湯など。
  • 肥満 ⇒ 防風通聖散、防己黄耆湯など。
  • 頭痛、めまい ⇒ 半夏白朮天麻湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、通導散など。
  • 不眠症 ⇒ 加味帰脾湯、柴胡桂枝乾姜湯、半夏厚朴湯など。
  • ニキビ ⇒ 十味敗毒湯、荊芥連翹湯、麻杏薏甘湯、抑肝散加陳皮半夏など
  • 乏精子症、精子無力症 ⇒ 牛車腎気丸、八味地黄丸、補中益気湯など

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